横浜R4年2月3日(木)

おもちゃ図書館だより 紙芝居のご紹介 vol.3

『ひなまつりのおともだち』

ひな人形は子どもたちを病気や事故から守ってくれるといわれ、子どもの健やかな成長への願いを込めて桃の節句に飾られます。このお話では、野ねずみのミリーと野うさぎのサリーが、いなくなったおひなさまを探そうと、行く先々で出されるクイズに答えながら進んでいきます。ひな壇の細かい描写に大人も心がはずみます。

(制作:教育画劇 作・絵:かとうようこ 12画面)

『あわてうさぎのはなやさん』

おはなやさんのうさぎさんは働き者。お客さんのこぶたさん、りすさんは勘違いしてうさぎさんを困らせます。でも今度はうさぎさんが、めがでた、()がでたという、うさこちゃんからの手紙にびっくり! お花屋さんをめぐる異口同音の言葉のやりとりが楽しい紙芝居です。

(制作:教育画劇  作:矢崎節夫 画:ながよしかよ 12画面)

『ひこうせんでそらのさんぽ』

タケルくんとおとうさんは、飛行船で空のさんぽをすることになりました。飛行船はゆっくり上がりはじめて、地面がみるみるうちにはなれていきます。ガスをつめた大きな船体に知らせたい事を描いてゆっくりと空を舞う飛行船。船内の様子や空から見下ろす景色が新鮮な紙芝居です。脚本の天沼春樹さんはドイツ文学者で作家、翻訳家、飛行船研究の第一人者。

(製作:童心社  脚本:天沼春樹 絵:夏目尚吾 12画面)