横浜文化R6年12月3日(火)〜 R6年12月26日(木)開催

バリアフリー布えほん・布おもちゃ展@港北図書館

令和6年12月3日(火)から、港北図書館の1階「港北まちの情報コーナー」にて、横浜ラポールおもちゃ図書館所蔵の布えほん、布おもちゃを展示しています。

「障害者週間」(毎年12月3日~9日)に合わせた、港北図書館との共催企画展示です。

昨年度はラポール美術展から選ばれた作品を展示させていただきましたが、今年は横浜市が力を入れているバリアフリー図書『りんごの棚』のPRも含め、ラポールおもちゃ図書館が貸出しているバリアフリー図書の中から「布えほん」そして「布おもちゃ」も一緒に並べてきました。

港北図書館入口を入って左手に行くと、すぐに展示に出会えます。

パネル9枚分の展示と…

ガラスのショーケースにもおもちゃを中心に展示しています。

ラポールおもちゃ図書館の布えほんと布おもちゃは、青葉区内で活動する「ぐるーぷ・もこもこ・青葉台」さんと、桜木町で活動する「よこはま布えほんぐるーぷ」さんに作っていただいたもの、寄贈していただいたものが多くを占めています。

本当に、ひと針ひと針丁寧に時間をかけて作られたものばかりです。また、あたたかみのあるデザイン、かわいらしさだけではなく、ボタンをはめたり、紐を結んだり、パーツを付けたり外したり…と、柔らかな布や綿のような質感のものと、固くひんやりしたボタンやジッパーなど、多彩な素材に同時に触れることができるのも、布製品の良さのひとつです。

今の時代、「押したら光る」「触れたら動く」といったように、おもちゃの方から出てくる反応に慣れているお子さんたちは、まず布えほんや布おもちゃを目の当たりにした際、「これは、どうやって遊ぶのだろう?」と自然な探求心が芽生えます。そして、触れながら考え、手先を使って試行錯誤するうち、気づくと繰り返し遊びこんでいる…何度でも触って試してみたくなる、これが、布えほんや布おもちゃの力です。

先日、横浜アリーナで開催された「ヨコアリくんまつり2024」(11月30日)でも、「バリアフリー図書とおもちゃのひろば」として出展し、たくさんのお子さんに布えほん・布おもちゃで遊んでいただきましたが、その様子を間近で見ていても強く感じたことでした。

(下記の遊びの写真はヨコアリくんまつりの様子です)

今回の展示会場の向かい側の書棚には、港北図書館所蔵の紙のバリアフリー図書も一緒に展示しています。

展示期間は、12月3日(火)~26日(木)までです。

港北図書館は菊名駅東口より徒歩6分です。ぜひ、お立ち寄りください。

りんごの棚について】※下記文章は横浜市瀬谷区HPより抜粋

スウェーデンの公共図書館が発祥で、大きな活字・点字・触って楽しめるもの・写真だけで読むものなど、
だれもが楽しめる書籍を集めた本棚のことです。