横浜文化R5年6月17日(土)開催

Rapport Dance Contest 横浜ラポール ダンスコンテスト

6月17日(土)第1回 Rapport Dance Contest 横浜ラポール ダンスコンテストをラポールシアターにて開催し、チーム部門10団体、ソロ部門8名が出演しました。

今回のコンテストの司会はFm yokohama 84.7のPRIME TIMEにも毎週出演しているご自身も現役のプロダンサーであるmanatieさん。

審査員はSOCIAL WORKEEERZの代表のDAIKIさん、創設者のTOMOYAさん、副代表のYU-Riさんの3名です。

チーム部門

①美奈和会

①番は美奈和会です。お揃いの衣装で最高のステージを見せてくれました。

 美奈和会

全員ダウン症のメンバーです。ダンスコンテストを楽しみに元気いっぱい練習してきました。今回、グラミー賞で年間最優秀レコードを受賞したLizzo(リゾ)のAbout Damn Time(アバウトダムタイム)の曲に挑戦します。リズムが体に入るように1日1回は必ず曲を聞こう!!とみんなで決めて頑張ってきました。観ている人にも楽しんでもらえるように元気いっぱいかっこ良く踊ります。尚、スタジオニブロール様より衣装協力をしていただきました。

②ラポエアガール

②ラポエアガールは舞台袖では緊張している姿もありましたが。メンバー同士で励ましあっている姿が印象的でした。最後のみんなで集まるフォーメーションが印象的でした。

ラポエアガール

ラポールのジュニアダンス卒業生を中心に14年前に結成されたチームです。ラポエアガールのラポはラポール、エアはエアロビック、そしてガールという意味でメンバーだった子の意見でネーミングされました。毎月三回土曜日の午後に練習しています。今回の曲は皆で話し合って決定しました。終わりの感想部分は花がつぼみから開いて、花束になるようイメージして皆で振りを考えました。途中、手話も入れ、新しい試みに取り組みました。7回の体形移動も見せ場の一つです。チームワークの良さをご覧下さい。

③D-dance.KANAZAWA

③D-dance.KANAZAWAは皆それぞれのキャラクター設定のある衣装と演出で、素敵な空間を作り上げました。

D-dance.KANAZAWA

2010年 活動開始(小学生~大人まで.みんな一緒に)「障害への理解を深めるきっかけに…」と、市や区ナド主催の各イベント出演多数。今回、念願のコンテスト出場!日頃の練習の成果が発揮できるよう頑張ります。

④FUREAI東神奈川

④FUREAI東神奈川は今回では一番少ない3人のチームです。力いっぱい、元気いっぱいのダンスを見せてくれました。

FUREAI東神奈川

ボク達は東神奈川にあるスタジオDUALで日曜日13:00~レッスンしています。今日のために(コンテストのために)一生懸命練習しています。優勝目指して頑張ります!!

⑤Haribooo

⑤Hariboooは6人で元気いっぱいのステージを見せてくれました。笑顔で楽しそうに踊っている姿が印象的でした。

Haribooo

川島ケアプラザを拠点に、楽しむ気持ちを大切に活動しています!!今回がはじめてとなるコンテスト出場で緊張していますが、 ダンスの楽しさを伝えられるように頑張ります!!!

⑥FUNSTAR

⑥FUNSTARはメリハリのある構成と、日々の練習やメンバー間でのコミュニケーションの良さが伝わる圧巻のステージを見せてくれました。

FUNSTAR

私達は結成して5年、障がいのあるメンバーとキッズダンサーで構成されたダンスチームです。大好きなダンスで自立することが目標です。FUNSTAR全員で優勝するために力を合わせて沢山練習を積みました。就労先や学校と両立して細かな部分まで丁寧に、 心を1つにして作品をお届けします。

⑦ダンス@しんよこ

⑦ダンス@しんよこは、自分の好きな色のTシャツをメンバーが選んでいるとのことですが、ダンスも自分らしく自由に踊る姿を見せてくれました。

ダンス@しんよこ

「Dance@しんよこ」(ダンスシンヨコ)は名前の通り新横浜で活動するダンスチームです。Three×Seven (スリーセブン)とStarLights(スターライツ)からお二人の先生をお招きしてレッスンしています。年齢、障害あるなし関係なく楽しく月2回踊っています。ひとつの曲を覚えるのに何か月、何年単位。一度覚えると忘れないので、レパートリー曲は数知れず!流行に乗ったり流行が過ぎてしまっても関係なくそれぞれのペースで楽しんでいます♬コンテスト出場など初めてのこと。コンテストって???という人たちばかり。とにかく、個性豊かなそれぞれが思いっきり今日が一番!の踊りを披露してくれたらと思っています。

⑧ハッピーダンス

⑧ハッピーダンスはお揃いのチェックのシャツで楽しく笑顔でダンスを見せてくれました。

ハッピーダンス

初めてのコンテストへの出演になります。ドキドキ緊張しますが頑張って踊ります。

⑨NPO法人 Spitzen Performance Shiny Smiles

⑨NPO法人 Spitzen Performance Shiny Smilesは今回唯一のチアリーディング。元気に踊る姿にパワーをもらいました。

NPO法人 Spitzen Performance Shiny Smiles

私たちは身体障がいのあるメンバーを含むチアリーディングチームです。チーム名のように輝く笑顔で会場を盛り上げます!

⑩FUREAI上大岡

⑩最後に登場したのはFUREAI上大岡のメンバーです。皆さん気持ちよさそうにステージで踊っていた姿が印象的でした。

FUREAI上大岡

私たちは上大岡にあるETCダンススクール上大岡で土曜日14:00~レッスンしています。コンテストに出場するのは初めてで、とても緊張しますがワクワクです!優勝できるように頑張ります。

ソロ部門

ソロ部門は1分間同じ曲で踊ります。エントリーした10名は当日のリハーサルではじめて音を聞きました。

①鈴木凱斗さんは、1分間で色々なステップやブレイクダンスを見せてくれました。

鈴木凱斗(Dance@しんよこ)

ダウン症&自閉症の22歳です。5歳の頃からラブジャンクスでダンスをしています。小3の頃からThree×Sevenでブレイクダンスを教わるようになりました。重度の知的障害があることから、言葉で教わるレッスンは難しいですが、先輩や先生方の踊る姿を見よう見まねで習得しています。マイペースな、なんちゃってブレイクダンスではありますが、ひたすら自由に踊ることが大好きです。

②猪野礼和さんは客席にアピールしながら雰囲気のあるダンスを見せてくれました。

猪野礼和(美奈和会)

卒業後の余暇活動として始めたダンス歴27~8年程。素晴らしい指導者のもとパフォーマーとしていろいろな舞台にたたせていただきました。本人はおしゃべりは得意ではありませんが体で表現する事は好きです。東京2020パラリンピック開会式出演。

③増山愛梨さんは、本番は素敵なスマイルでお客様にダンスをアピールしました。

増山愛梨(FUREAI上大岡)

ダンス歴は10年です。とにかくダンスが大好きです。ジャニーズのなにわ男子に観てもらえるようにかっこよく踊ります。是非観て下さい!!

④信清圭祐さんはスタートと同時にステージにスライディングで登場。今日、はじめて音源を聞いたとは思えないほどばっちりと曲に合ったダンスを見せてくれました。

信清圭祐(Dance@しんよこ)

ヒップホップ足かけ10年、最近ブレイキン、兎にも角にもダンスを楽しむがモットー!みなさんの胸を借りる初めてのバトル!若干19歳、よろしくお願いします。

⑤今回の最年少の秋山奈桜さんは、本人は緊張しているとは言っていたものの、それを感じさせない元気いっぱいのダンスでお客様を驚かせました。

秋山奈桜

歌ったり踊ったりするのが大好きな小学3年生です。聴覚と右の上肢・下肢に障害があります。完全に自己流ですが、比較的激しめのダンスが好きです。課題は集中力?

⑥伊藤はるなさんは、会場の雰囲気を一気に変える存在感でストーリー性のあるダンスをみせてくれました。

伊藤はるな(FUREAI上大岡)

ハンデある身ですがダンスをやりたいと新たに始まるジュニアファンクスクールの門を叩いたのが中学生の時、その時の先生が太田裕子先生でした。太田先生は障害者のダンススクールを作るのが夢!という言葉と共に快く受け止めて下さダンススクールが始まりました。そして、ダンスがどんどん好きになり、ダンスが生きがいになりました。ここまでダンスを好きにさせてくれた太田先生はじめ、たくさんの先生方へのたくさんの感謝の気持ちをダンスで表現したいとソロエントリーをさせて頂きました!是非、先生方、観て下さい。

⑦森しずかさんは、素敵な衣装とヘアメイクでチームの時とは違うスタイルをみせてくれました。

森しずか(美奈和会)

幼い頃からミュージカルの舞台に参加して、歌って踊ることを楽しんできました。現在は美奈和会の仲間とラポール芸術市場やハマこいイベントに参加しつつ、ダンスを磨いています。今日は音楽を感じて、自分の楽しい気持ちを表現したいです。

⑧大田礼央さんは、リハーサルからリズミカルなステップで軽快なダンスを見せてくれました。見る人を惹きつける存在感のあるキャラクターです。

大田礼央

自分なりにがんばります!!!

⑨小林暁洋さんはパワフルなブレイカーです。ウィンドミルやフリーズなどを決めて会場を盛り上げてくれました。

小林 暁洋(Dance@しんよこ)

23歳です。7歳の頃からダンスを始めました。優勝したいです!

⑩佐々木光一さんも軽快なムーブで次々と色々な技を見せてくれます。音とばっちりはまり会場が盛り上がりました。

佐々木 光一(ラブジャンクス)

28歳です。 ダンス大好きです。

ソロ部門の出演者に審査員のSOCIAL WORKEEERZの3人からコメントをいただきました。

大きなステージに一人で出演することは本当に勇気がいることですよね。

お客様も応援するように手拍子で盛り上げていた光景が印象的です。

第三部はSOCIAL WORKEEERZによるゲストショーケース。

圧巻のステージとその場でできるワークショップで会場を一つにしてくれました。

そして表彰式です。

ソロ部門の最優秀賞は④信清圭祐さんが受賞。

本人も驚いていましたが、出演した他のメンバーも納得の力いっぱいのダンスでした。

そしてチーム部門の最優秀賞は①美奈和会でした。

審査員のSOCIAL WORKEEERZも頭を抱えたという今回のコンテストの審査でしたが、チームワークが審査基準の一つということで、活動歴の最も長い美奈和会はこの日のステージは印象的だったのではないでしょうか。

タウンニュース掲載記事はこちら

Rapport Dance Contest 横浜ラポール ダンスコンテスト

横浜市内で活動する障害のある方が所属するダンスチーム、個人で活動する障害のある方のダンスコンテスト。
チームで協力して息を合わせて踊る姿、個人で自由に表現する姿を是非、観に来てください。

コンテスト概要
チーム部門
・1チーム5分以内(板付・音先どちらでも選択いただけます。)の演技で競うジャンル・年齢不問のダンスコンテスト
・審査員のジャッジにより優勝・受賞チームが決定
・ステージに同時出演人数は30名まで(現時点のラポールシアター利用規定)とします。

ソロ部門
・共通の音源で60秒以内の演技で競うジャンル・年齢不問のダンスコンテスト
・審査員のジャッジにより優勝・受賞者が決定

応募資格
《チーム部門》障害のある方、または障害のある方が参加をしている横浜市内で活動するグループ
《ソロ部門》障害のある方 ※申込人数が多数の場合は同団体からの出演は2名までとさせていただきます

SOCIAL WORKEEERZ

私たちSOCIAL WORKEEERZは、『Danceで福祉をデザインする』『Dance for social inclusion』をテーマに掲げ、ダンスや音楽を通じて、理屈や言葉ではないコミュニケーションでみんなが楽しめる空間を提供しています

【活動内容】 福祉施設・学校を訪問。ダンスパフォーマンスやワークショップの開催。

ダンスパーティー『チョイワルナイト』の主催。各種福祉系イベントへの出演

http://social-workeeerz.com/

公式サイトはこちら

MC:manatie

プロのダンサーとして有名アーティストのバックダンサーや振付師、海外での長期ショーダンサーを経て、現在ダンスのインストラクターとして毎日ダンスレッスンをしています。

クラブをこよなく愛し、クラブのフロアで自由に踊ることが生きがいです。

ダンススタイルはHIPHOPやDANCEHALLREGGAE、SOCAなど色々なスタイルが好きで日々たくさんのジャンルに挑戦しています。

https://www.fmyokohama.co.jp/dj/manatie

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