「第3回 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」作品募集において、国内外から届いた2,089点 の応募から選ばれた作品57点が、横浜ラポールの1階ロビー、小会議室、2階通路に展示されました。
パワーがある作品ばかりでラポールの利用者の方々も足を止めてじっくりと観ていました。
渋谷のBunkamura ギャラリーでの展示とは異なり横浜ラポールならではの雰囲気になったのではないでしょうか?
立体作品もスケールの大きなものが多く、強い存在感を放っていました。それぞれの作品に作者の強い思いが込められているのでしょう。
観ていると吸い込まれそうになるほど色鮮やかで繊細な作品もありました。感覚で描いているのか?それとも計算されて描かれているのか?
横浜ラポールには車椅子の利用者も多く、展示の仕方も車椅子でも見やすいように配慮されています。
作られた背景を知ると作品の見え方もより一層深みを増してきます。
よく見ないと気が付かないほど細かい所まで作り込まれています。隠れて見えない部分まで丁寧に作られています。
細かい紙の切れ端も大量に集まるとインパクトのある作品に。
ラポールボックス、プールギャラリーへの通路も大きなキャンパスに描かれた作品が展示され、美術館のように。
全国から横浜ラポールに選ばれた作品が集まる機会はなかなかなく、利用者の方も作品のパワーに圧倒されたのではないでしょうか。
また、来年も日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展が横浜ラポールで開催されるのが楽しみですね。
日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展
2018年度から始動した「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」は、今年度で第3回目となる作品募集を行いました。各界で活躍する7名の審査員が各々の領域の知見で選んだ作品の数々の中から、審査員の1人である美術家/アートディレクター 中津川浩章氏のディレクションによる入選作品展覧会を開催しました。東京会場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した「第2回 日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 公募展」でご紹介できなかった作品と併せて展示しました。