2021年10月12日(火)~11月14日(日)まで、横浜市中央図書館(西区老松町)にて、バリアフリー布絵本展を開催しました。
ちょうど緊急事態宣言が明けて、少しずつ外出の機会も増えてきた頃で、明るい色彩の布の遊具に目を奪われた方もも多くいらしたようです。
この展示では、横浜ラポールおもちゃ図書館で人気のある布の遊具のうち、貸出ベスト10のご紹介もしました。また、布の遊具を製作する横浜のボランティアグループの作品も飾られました。鬼の頭にボールをぶつけていくと「まいった!」と鬼が頭を下げる仕かけの壁掛け型の遊具なども展示されました。
ガラスケースには、点字を学べる布の絵本、ワイヤーが入って結び方がわかりやすいワイヤー入りのロープなど、目の不自由なお子さんに役立つような工夫もされている作品も並びました。
ご覧になった方からは、「楽しく温かい気持ちになれた」「実際に子どもたちに見せたり遊ばせたりしたい」「誠実で大変な作業による表現で紙の絵本とは別の物語を感じる」「自分も作ってみたいと思った」などの感想が寄せられました。
布の遊具を製作している、ぐるーぷ・もこもこ・青葉台の代表、中山さんは「布の絵本を通して人と人とがかかわりあうことが嬉しいです。コロナが落ち着いたら、展示だけでなく遊び場や絵本作りもしてみたいです。」と話します。
よこはま布えほんぐるーぷの代表、松村さんは「私達のグループは長く桜木町で活動してきました。今回初めて中央図書館で展示ができてとても嬉しいです。これからも布絵本の展示を続け、できれば貸出もできたら良いですね。」と笑顔で答えてくれました。
なお、横浜ラポールでは、中央図書館で展示した作品の一部を2022年3月まで展示します。詳細は横浜ラポール文化事業課またはおもちゃ図書館までお問合せください。(電話045-475-2055)
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